IHヒーターがあれば便利
キャンドルを溶かすための器具として、卓上型のIHヒーターがあると作業がはかどります。高機能なIHヒーターでなくても構いません。実売価格で4千円から5千円ほどのもので十分です。
使用しない時に場所をとらないようにコンパクトなサイズが最適だと言えるでしょう。
また、作業するテーブルまで持ち運びやすいように、軽量なものを選ぶとよいでしょう。湯煎によりキャンドルを溶かすこともできますが、時間がかかってしまうのが難点です。
せっかくリラックスするためにキャンドル作りをしているのにもかかわらず、溶けるのを待つ間にイライラしてしまっては元も子もありません。
調理用のデジタルスケール
リラックス効果のあるアロマオイルを混ぜたり、色をつけるための顔料を混ぜるときには、分量をきっちりと計測することが大切です。そのため、できるだけ正確に計測ができるキッチンスケールを用意しましょう。
最低計測単位が1グラムのものよりも、0.5グラム単位や0.1グラム単位で量れることができるキッチンスケールのほうがキャンドル作りには向いています。
2千円から3千円も出せば、立派なキッチンスケールが手に入ります。お料理用として既にキッチンスケールを持っている場合には、新たに購入する必要はありません。
温度計も専用のものを準備
溶かしたキャンドルの温度を測るために、温度計も必要になります。温度計も料理用のもので代用できますが、ロウソクの温度を測るときに、温度計にロウソクが付着してしまうため、料理用とは別にキャンドル作り専用の温度計を持っていると便利です。
キャンドル作りに使用した後に、綺麗に洗えば問題ないという方は調理用の温度計を使ってもよいでしょう。
調理用の温度計は、デジタル式のものが実売価格1千円前後で販売されています。ロウソクの融点は摂氏60度から100度の間なので、摂氏100度まで測ることができる温度計を購入しましょう。
まとめ
和風デザインの手作りキャンドルをオーダーメイドで作ると、1本あたり数千円近くかかってしまうこともあります。和風デザインのような珍しいキャンドルは、既製品として販売されていることが少ないためです。
オーダーメイドで和風デザインのキャンドルを作るよりも、自宅に道具を揃えて、自分で作ってしまったほうが経済的です。
和風デザインだけでなく、他のデザインのものも自由に作れるようになるため、数回オーダーメイドをする分のお金を道具を揃えることに使ったほうが賢明だと言えるでしょう。
IHヒーターとスケール、温度計以外の材料は安く調達できるので、トータルで8千円から9千円ですべての道具を揃えることも可能です。
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